お客様、現在お使いのインバータは何年お使いですか?
現在では設備(システム)の高機能化・用途の多様化に対応しあらゆる所にインバータが使用されております。 そのインバータが故障した場合、設備(システム)に大きな影響を与える事になります。 また、汎用インバータは電子機器応用製品であり、数多くの電子部品から構成されています。 これらの電子部品は、世代交代が激しく予防保全の時期や故障時に部品の入手が難しいことがあります。お客様の設備の安全性、信頼性確保の面から、またインバータを安心してお使い頂くために寿命期のインバータは代替製品へのリプレースをおすすめしています。 代替製品は小形軽量高機能化となっており、既設の据付位置に取付けることができます。
下の写真は不適合状況の一例ですが、放置されますと装置故障・設備停止に至ります。 また、寿命末期(液漏れ等)の状態で通電されていますと、稀でありますが最悪の場合、発煙に至る可能性もあります。
インバータの機種により使用している部品も異なりますが、予防保全を目的として、一般的・正常な使用条件(周囲温度年平均30℃、負荷率80%以下、1日12時間運転)のもとでの部品交換年数の目安は下表のようになります。この交換年数は寿命年数ではなく、故障率が増加してくる年数を基準に表しています。
ご使用後10年を経過しますと部品の故障率が急激に増大する摩耗故障期に入ることから、この期間を目安にリプレースのご検討をおすすめします。
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